第1回伯楽星カップは、英国ロイヤルバレエスクール校長ゲイリーン・ストック女史が逸材を見つけるための、2010年6月に宮城県大崎市で開催するバレエコンクールです。

趣意と概要/こぼれ話

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ありがとうございます ~2012年6月1日~3日第2回伯楽星カップに向けて~

伯楽星(はくらくせい)カップ~ゲイリーンストックバレエコンペティション~第1回伯楽星カップは生まれたばかりで
まだまだ未熟なところがたくさんありましたが
暖かい目で見守って、応援して頂きましたことを
皆様に心から深く感謝いたします。

ありがとうございます。

スタッフ一同慣れないながらも
一生懸命頑張らせていただきましたが、
至らないところがたくさんありましたことを
どうぞ許してください。

コンクール開催期間中
スタッフの一人が
ある参加者の女の子とお母さんの姿を見かけたそうです。

残念ながら、準決選には残れなかった。
肩を落としながらも、空を見上げて
次回はもっと頑張って上手になろうね、
そして準決選まで行けるようにしようね。

そう言いながら、
手を繋ぎながら、会場を後にしたそうです。

その親子の後姿がとても印象的で忘れられなかったと
今でもそのスタッフは言います。
その話を聞いて
私達は胸にこみ上げてくるものが
抑えられませんでした。

バレエは芸術です。
芸術を点数で評価することは
非常に難しいことです。

伯楽星(はくらくせい)カップ~ゲイリーンストックバレエコンペティション~だから、、、
もし
準決選までいけなかったとか
賞をもらえなかったからとか、
それだけで 自分の才能を評価してほしくないのです。
諦めないでほしいのです。

子供達の才能は溢れるほどあります。
私達大人にはわからない
原石の煌きとエネルギーを持っています。

その輝きとエネルギーは
強大で
宇宙の外まで貫くほどのものです。

そういう子供達に
私達はたくさんの夢と希望と、そして
素晴らしい人たちとの出会いを与えてあげたい。。。、
そう思います。

第2回伯楽星カップは
2012年6月に戻ってきます。

次の伯楽星カップは
どんなものか、、、、
どうぞ楽しみにしていて下さい。

その時その時に応じ、
柔軟に、
豊かに
しなやかに
伯楽星(はくらくせい)カップ~ゲイリーンストックバレエコンペティション~軽やかに変化しながら、
まるで小さな雛が大きくなるように、
愛情を持って着実に成長したい。
そして進化したい。

そして
過去よりも
もっと素敵でありたいと心から願います。

大事なことは、
趣意と誠意を忘れてはいけないということです。

ささやかなその成長過程において、
へなちょこだと
思われることも多々あるかもしれません。

その時は許してください。
そして
私達が間違った方向に
いかないように助言をしてください。

一生懸命力を合わせて、
本当にいいものを造りたい、、
そしてみなさんに喜んでもらいたい。
伯楽星カップに来て
良かったと思ってもらいたい。

心の底から願います。

趣意書伯楽星カップは、
これからも

心に曇りなく、

晴れた青い、

ちょっとまぶしい

初夏の空のようでありたいと思います。

小さなお子様から、
おじいちゃん、おばあちゃんまで
喜んでもらえるような
誰からも愛されるような
コンクールを目指します。

いえ、、コンクールという枠を超えた、
もっともっと人間らしい暖かいものでありたいと思います。

2012年6月にお会いしましょう。

心からの感謝をこめて

本当にありがとうございます。

2011年2月14日月曜日
伯楽星カップ 一般社団法人 菜の花

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趣意と概要

伯楽星(はくらくせい)カップ~ゲイリーンストックバレエコンペティション~伯楽星(はくらくせい)カップ~ゲイリーンストックバレエコンペティション~は
バレエコンクール参加者のためだけに留まらず、
一般のお子様からお年寄りまで
すべての方達に楽しんでもらいたいと思っています。
そのために、コンクール以外の素敵な楽しいプログラムも
3日間の開催期間中に織り込まれていますので、
たくさんの方々に観に来てほしいと思っています。
芸術というものが誰にとっても身近なものであってほしい。
すべての垣根を越えて
みんなのものであってほしい、、、、
それが 伯楽星カップ~ゲイリーンストックバレエコンペティション~
を造る私達の願いです。
もしかしたら、10年、20年後に
このバレエコンクールを観に来たことがきっかけで、
素晴らしい芸術家が生まれるかもしれません。
すべての方達の輝く未来を願って
このバレエコンクールは生まれました。

主催 一般社団法人 菜の花

 

遥か昔のことです。
秦の穆公(在位BC659~621)の時代の人で孫陽という、伯楽と呼ばれていた人がいました。
伯楽の意味は、「逸材を見つけ出す人」で、元々は馬の鑑定の名人のことですが、さらにさかのぼる時代の遠い昔には、伯楽とは星の名前のことで、天馬をつかさどるところから、馬の鑑定名人という意味になったようです。最初に伯楽と呼ばれた人がこの孫陽だったようです。

千里の馬は常に有れども伯楽は常に有らず
のことわざのように、
一日に千里も走ることができる名馬であっても、伯楽のようにそれを見つけてくれる人がいなかったら、その才能を開花することはできない、名馬も名馬となれないというものです。孫陽には、一瞬の間にも、名馬を見分ける能力があったのです。

そして、このことわざは、時代を今にして、名馬に限らず、すべての分野にもあてはまる言葉ともなりました。

新澤醸造店・新澤巌夫氏宮城県大崎市の三本木町にある、一時は蔵を閉めざるを得ない状況にもあった新澤醸造店を若き天才的杜氏新澤巌夫氏が、息吹を吹き込み作り上げた伯楽星という酒により、その蔵を彗星のごとく蘇らせました。
その常識を覆すほどの徹底的かつ最高なる愛情ある手作業のもと、この世に誕生した芸術的なる酒、伯楽星と、英国のロイヤルバレエスクールを世界最高峰のバレエスクールにしたてあげてしまったオーストラリアで国家勲章を授与されたこともある最高に可憐で、人々を魅了して止まず、数ある素晴らしい若き才能あるダンサーを発掘し、育て上げつつある英国のロイヤルバレエスクールの校長ゲイリーンストック女史とは、強烈なる共通性が見出せます。

それは、いいものを作る為には、決して妥協しない。自分のエネルギーのすべてをかけても、100パーセントの完成度を目標に、努力し、着実に必ず、前進していく。そして必ず実現する。その手法は透明で、そして不器用すぎるほどに情熱的で、そしてなによりも公平で、そしてこれらのことから、二人の大きな共通性を感じられるのです。そしてそのための努力と苦労も、彼らにとっては、きっと苦労ではなく最高のものを作り上げるという喜びの作業に違いないのでしょう。

ゲイリーン・ストック女史伯楽星の新澤巌夫氏と、
英国のロイヤルバレエスクールの校長ゲイリーンストック女史
このように、まったく違う分野で活躍するまったく違う国に生きているお二人ではあるのですが、不思議な縁のもとに、出会うことになったのです。

そして2010年6月に

第1回
伯楽星カップ
~ゲイリーン・ストック バレエコンペティション~

宮城県の大崎市民会館で産声をあげることになりました。

その目的は、真に才能のある逸材を見つけ出すことです。

また、大崎で開催することの意味は、伯楽星の蔵のある大崎市内の三本木地方が、その地の伯楽が大切に育てた名馬が源義経に認められ、天に上ったという伝説がある場所であることからにもより、何よりも、伯楽により、才能ある人材を発掘するのにふさわしい場所であるという考えのもとからです。

このコンペティションの代表審査員は、バレエ界の伯楽とも言われるゲイリーンストック女史に勿論引き受けていただきました。

ゲイリーンストック女史また、バレエコンペティションでは珍しい試みだと思うのですがバレエ業界以外の人にも審査員として入ってもらう予定です。なぜなら、バレエを観る人の多くが一般の人であるからです。そういう別の分野からきていただいた審査員の方には、
その方の目に訴えてくる若き能力あるバレエダンサーを見つけてほしいのです。
別の分野からのスペシャリストとして、
伯楽星の新澤巌夫杜氏をはじめ、
イギリスのロイヤルカレッジオブミュージック<英国の王立の音楽大学>のピアノ科の教授でもあり、プロのピアニストでもあり、リーズ国際ピアノコンクールや、多くの世界的ピアノコンクールで数々の成績をおさめた魅惑的なピアニスト、イアンジョーンズ氏、また、その他、素敵な審査員をさらに招待させていただく予定です。

また、日本のバレエ界からの代表として、
山路瑠美子先生をお迎えする予定です。山路先生は日本のバレエ界で厚い信頼を得ており、またたくさんの才能あるダンサーを育てている指導者であられます。日本のバレエの実力を世界のトップクラスに引き上げていかれたことの貢献を考えますと、山路先生は、ゲイリーンストック女史とまさしく同じ、現代の伯楽なのです。

この伯楽星カップ ~ゲイリーンストックバレエコンペティション~ を支える協力者のメンバーは様々の分野で活躍する心温かき友人たちの集まりです。
だからこそ、今までにないような、ちょっとユニークでフレッシュなコンペティションを作り上げることができると確信しています。

レッスン風景個人スポンサー(サポーター)および、またボランティアスタッフの方々等、このコンクールを応援して下さる一般の方々から公募させていただく予定です。10代の方からおじいちゃま、おばあちゃままで、お手伝いしていただける方がいらっしゃいましたら大歓迎です。

また、勿論、このコンクールの趣意に共感してくださる会社及び企業の方々がいらっしゃいましたら、ありがたく受けとめ、心よりお力添えして頂きたいと願っております。

そして最後に、
大切なことは、このコンクールは、みなさんの協力と力があるからこそ、できるということです。様々な分野の方たちが、それぞれの立場で得意なこと、できることを分担しながら、そして弱い面はしっかり支えあう、一人一人の力は小さくとも、でも、ささやかなことから手を合わせて協力し合っていけば、大きな力になると私たちは信じています。

そして
このコンクール開催について
温かいご理解と応援をしてくださる大崎市市長様をはじめ、大崎市の方々、
また、協力してくださる数々の方々に心より感謝いたします。
皆さまの笑顔と幸せを願いつつ、
本当にありがとうございます。

一般社団法人 菜の花
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-7-13-601

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こぼれ話

伯楽星カップ
~ゲイリーンストックバレエコンペティション~ が生まれた本当の理由

一般社団法人 菜の花のスタッフの一人が、ゲイリーンストック女史と偶然にも仕事をさせていただく機会に恵まれたことがあります。

そして、ある仕事おさめの最後の晩、光栄にもご一緒に夕食を共にさせて頂いたそうです。

そのスタッフがゲイリーン・ストック女史に
伯楽星飲み物は何を飲まれますか?
と、伺ったところ、

ジャパニーズSAKE

と、言われたことにかなりびっくりしたそうです。

そしてさらにびっくりしたことには、

アルコールは
日本酒しか飲めないのよ!

というゲイリーン・ストック女史の言葉だったそうです。

日本酒好きのそのスタッフがそのとき、どんなに嬉しくて、彼女に好きな日本酒を選んであげたことか、、、
そして
その期待に応えるように彼女が美味しいっと、はにかみながら囁きにっこり笑ってくれたそのときから、このコンクールに向かって、すでにみんなの心は走り出していたのでしょう。

飲まれる量は決してそれほど多くはないけれど、温かい笑みをこぼしながら、大切に、そして何よりも美味しそうに飲んでくれる、そんな感じであったそうです。

実は、このときには、まだ、ゲイリーン・ストック女史は、伯楽星は飲んだことはありませんでした。

スタッフはどうしても何とか美味しい本当の日本酒をゲイリーン・ストック女史に飲んでもらいたくて、宮城の伯楽星(はくらくせい)の蔵まで飛んで行ってしまったのです。
そして、新澤氏から、最高の出来で値段は付けられず、市場には出さなかったという、
何本かしかないというまぼろし?の伯楽星のおりがらみの一升瓶を無理やりもらってきてしまったわけです。

懲りない?スタッフはそのまぼろしの伯楽星の一升瓶を抱えて空路ロンドンへ。

ゲイリーン・ストック女史と伯楽星そしてロンドンの三越レストランの個室で、ゲイリーン・ストック女史にその伯楽星を飲んでいただいたのです。
これがその時の写真です。
ゲイリーン・ストック女史が伯楽星をどんなに美味しいと思ってくださったか、この笑顔を見ればわかるでしょう。そして彼女は一升瓶の残りを大切に自宅に持って帰ってくれたのです。
毎晩少しずつ、最愛のご主人さまと、晩酌するからと。

伯楽星というお酒は、
丁寧にあふれるほどのたくさんの愛情を受けながら、繊細に造られこの世に誕生したお酒です。伯楽星ほど、大事に手をかけられて生まれてくる日本酒はほかにはないでしょう。
最高の日本酒を造るために、新澤氏の中に微塵とも妥協という言葉はありません。その完全な類まれない、製造過程と、消費者が最高の伯楽星の飲みごろの時に口にしていただけるようにと、細かく計算し、統計をはかり、考えられた出荷過程は見事で、そして芸術的とも言えます。
そして伯楽星は新澤氏のもとで、きちんとまっすぐ育てられ、世界に羽ばたいていきます。

まさしくそれは、
日本酒は生きてる、
伯楽星は生きているという
理念にかなっているのです。

ゲイリーン・ストック女史の
バレエ界に成しえたその偉業は、
おそらく、過去にここまでのことをした人はいなかったでしょう。

ゲイリーンストック女史のレッスン風景今から約10年前の英国のロイヤルバレエスクールは、今後の課題を感じさせられていました。
そこで、ヘッドハンティングされたのが、ゲイリーン・ストック女史だったのです。

彼女は、プロのバレリーナとして活躍した後に、オーストラリアで、一番、二番と言われるバレエスクールの校長を歴任し、
そして何よりも、国立のオーストラリアンバレエスクールの改革、
そして、レベルのアップに貢献をし、オーストラリアのバレエの実力を世界に知らしめた仕掛け人でもあったのです。

それに、目をつけて、是非来てほしいとアプローチしてきたのが、当時、転換期にあった英国のロイヤルバレエスクールでした。そして、ゲイリーン・ストック女史着任後、約10年の時が流れ、彼女は、生徒たちへの指導を確実なものとし、ゲイリーン流、徹底的に正確な技術とトレーニングを確立し、英国のロイヤルバレエスクールを、世界一のバレエスクールに仕上げてしまったのです。

そして彼女の指導は技術だけではなく、心から溢れ出る表現力、観客の心をつかむ芸術性の指導です。
この芸術性を指導することができるのは、ゲイリーン・ストック女史の右に出るひとはいないでしょう。

趣意書このようなそれぞれの背景の中から、
この伯楽星カップ ~ゲイリーン・ストック バレエコンペティション~は、
この世に生まれることになったのです。

いつしか出会い、
いつのまにか惹かれあい、
縁に繋がり、
生まれ出た
それが
伯楽星カップ、~ゲイリーン・ストック バレエコンペティション~
なのです。

 
 

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